妊娠36週を無事迎えた
前回の記事の後、診察をしてもらうことになり「34週だし、子宮口も開いてないし、赤ちゃんの肺もできてきたから点滴抜きましょうか。」ということになった。
個人の病院だとまだまだ点滴必要なぐらいだと思うけど、ここは大学病院。
NICUもGCUもあるし、小児科の先生への信頼もある。
というわけで、わたしはこの1週間と数日、点滴なし生活を送っている。
(しかも、1ヶ月以上入院してるから窓側にベッドを移動してもらえた!)
本当は、点滴外して数日経過見て、なにもなければ退院でも良かったそうなのだが、今はゴールデンウィーク。
旦那さんが飲食店で休みが全く取れず迎えに来れないので、ゴールデンウィーク明けた水曜日に退院することにした。
次男が明日誕生日で、それを一緒に祝ってあげれなかったのが心苦しいけれど、本人は特に気にしていないようなので良しとしよう。
入院生活のストレスってじわじわくるよね
現在、34週を無事迎えて、34週と4日になる。
入院生活も1か月を経ったのだが、結構ストレスがピークになってる感じがする。
外見えない廊下際で、閉塞された状態。
点滴で24時間繋がれているために、解放された空間にも長い時間滞在できない。
おなかも重くなってきているし、点滴のチューブを踏まないように気をつけるために、ゆっくり眠れない。
息苦しいし、血管痛がつらい。
毎日毎日ガマンできたことが、急に爆発しそうになる。
コップに溜めた水が、表面張力で保っていたのに、急に溢れてしまう感じ。
点滴、引っこ抜いてやりたいぐらいストレス。
あと、少しなのは分かってる。
でも、その少しのガマンがしんどい。
妊娠34週まであと7日!
入院生活が始まって、20日経った。
点滴のマグセントの量も14mlと変わらず、おなかの張りも落ち着いている。
ひとつ問題が、点滴を入れるため血管に針を刺す行為(ルートの確保)に、前回は1時間半以上かかり、右腕はあざだらけになっている。
痛いし、アルコールでゴシゴシ拭かれて肌が乾燥するし、おなかも重いし、グッタリだ。
その次の日、主治医の先生に「この点滴、いつまでしないといけないんですか…」と聞くと、34週過ぎて赤ちゃんの肺の機能が完成したら外す予定と言ってもらえた。
本来の正産期より3週間は早いものの、身体もある程度出来上がってくるし、NICUもあるから。とのことだった。
何よりもこの点滴生活が辛かったわたしにとって朗報だった。
おなかが張ると止まらなくなる私の体質には、赤ちゃんを長く留まらせることが難しいけれど、外に出てもなるべく苦しくないように栄養つけて大きめに産みたいと思う。
ちっちゃい癒し。
今日も点滴が漏れて右腕が腫れた。
赤く腫れて、熱くなり、ジンジン痛む。
「いたいよぉ…」と心の中で思いつつも、いい大人なので澄ました顔で針の入れ替えのためにナースコールを押して助産師さんを呼ぶ。
わたしは注射も苦手。
だから、針を刺してもらう瞬間は手に汗握る。
「チクッとしますよ〜」
こわい。痛い。
「たぶんこれでいけてると思う!」
笑顔の助産師さんの前で、こわばるわたし。
自分の血が見えて、やっぱりこわい。
涙目になっていたと思う。
すると、ふいに、
「〇〇さん、好きな動物やキャラクターっています?」
助産師さんの突然の質問に、理解ができなかった。
「え?なんでですか?」
「いや、ここに描こうと思って。ははは」
「絵が上手なんですか?」
「いや、下手です」
………。
『なんでだろ……?
別に好きなキャラクターもないし…。
でも、描くって言ってるし適当に話合わせたほうがいいよなぁ…』
そんな心の声と会話して、出た答えが「クマ」だった。
そして、ミッキーみたいになったらごめんなさい!と言われながら描いてもらった絵がこれ。
「なんだかコアラみたいですね」というと、「ほんとだ!」と笑ってた。
なんでこんな所に絵を描くって言ったんだろうと思ったけれど、見つめているとなんだか癒される。
針の入れ替えのたびに、痛くて泣きそうになるけれど、今日はちょっぴり元気が出た。
明日も頑張ろう。
切迫早産の入院であらかじめ準備しておきたいもの3つ
切迫早産の入院は、医師の判断によって患者側の有無を言わさず決行されることが多い。
そう。切迫早産の入院は急を要するのだ。
切迫早産の入院経験3回目のわたしが、最低限入院中あって良かったもの、そしてなければ困る物をお伝えしたい。
結論から言うと、3つ。
①おりものシート
②洗濯用洗剤
③小銭と1000円札
これ以外にもパジャマや下着、日常生活で必要なものはたくさんあるが、入院が急に決まり、荷物を持ってきてもらう際あらかじめ用意しておきたいものはこの3つだった。
①おりものシート
普段からおりものシートはあまり付けておらず、ショーツが汚れたらシャワーを浴びて洗濯したらいいや〜。なんて思っていた。
しかし、入院生活になるとそんな自由はない。
点滴なしの入院だけなら良いのだが、だいたい張り止めの点滴をされることも少なくない。
しかも24時間。
おなかの張りが強かったり、状態が悪かったりすると、点滴を外す許可が降りないため、シャワーができない日もある。
そうなると、下着を清潔に保つためにはおりものシートは必須となる。
妊娠中はさらにおりものが増えやすく、私の場合、カンジダなど細菌感染もあったため、おりものが大量に出て頻繁にシートを変えていた。
おりものシートは絶対に欠かせない。
わたしは、今回大量におりものシートを買ってきてもらったが、本当にこれだけはなくては困る。
②洗濯用洗剤
家族が病院の近くに住んでいれば、洗濯物を頻繁に取りに来てもらい、新しい服と変えてもらえるのだが、家が遠かったり仕事で忙しかったりすると難しいことも多い。
また、切迫の点滴をしていると、心臓がドキドキしてほてったり、汗をかきやすくなるので、1日1回は絶対に着替えたい。
そのため、着替えが大量に必要になる。
洗濯用洗剤を持っていれば、コインランドリーが設置されている病院も多いので、洗濯用洗剤があれば自分の必要なタイミングで洗濯ができて、乾燥も可能。
ちょっと家族に頼むのも気が引ける洗濯物も自分でできるのだ。
③小銭と1000円札
ある程度のお金は持っているほうがいい。
先ほどの洗濯にもお金が必要だし、雑品など足りないものを購入するのに、小銭や1000円札のほうが対応しやすい。
入院生活は退屈で長い。
ちょっと飲み物を買ったり、必要なものを自分で買うためにはお金は必要だ。
以上、この3つは入院中無かったら困るものだ。
ウォーターサーバーのようなものもあるので、水筒などもあれば便利だが、この3つだけはわたしは欠かせないものだ。
いつまで続くのか、この切迫早産の入院。
正産期までにおなかの張りが落ち着いていて、子宮頸管長が十分に確保されれば退院できるらしく、実際にわたしの切迫仲間は1回家に帰れた。と話していた。
もちろん、これは調子良くいけた場合の話で、わたしのように子宮の収縮が強すぎて早産になるケースもある。
とりあえず、退院は妊娠37週を目安に考えていたほうがいい。
(わたしは今、32週)
切迫早産の入院は数ヶ月に及ぶ可能性もあるので、身支度は万全にしておきたい。
ストレスの多い入院生活。
なるべく穏やかに過ごしたい。
今日は満月!そして妊娠32週突破ぁッ!
今日の空色はグレー。
8階の病室から下を覗くと、桜が散って葉桜になっている。
その周辺に建つマンションや大学も、青柳とピンクだったり、レンガ色や翡翠のガラスだったりと、桜やさくらもちを連想させる。
個人的なニュースとしては、妊娠生活32週に突入できたことだろうか。
もう産まれてしまうんやろうか…と思うほどのおなかの張りの強さだったしな。
でも、さすがに出産経験2回はしてるし、あの痛みのレベルとは違うことは分かっていた。
だから昨日も穏やかに寝てたんやけど。
マグセントの点滴量を1時間に14mlに増やして24時間ぐらい経つが、やっぱり身体が重だるい。
血圧も低めで、ちょっとトイレに行くだけで疲れる。
まぁ、安静にしとかないといけないから、これぐらいだるいほうがいいのかもしれないけれど。
そういえば、掃除のおばちゃんが「さいきん出産で入院してる人多いよ〜」って教えてくれた。
今日も陣痛室にも、分娩室にも人がいるし、病室は満室!って言ってた。
コロナがもっと流行ってた時は、少なかったんだって。
おなかの子の同級生、少しは増えるかな。
今日、4月6日は満月。ピンクムーン。
満月の日はおなかが張りやすく、産まれる子どもも増えるっていうよね。
なにも起きませんように……。